ムブジマイの医療と教育を支える会 とは

会の発足とディサシ医師

「ムブジマイの医療と教育を支える会」は1997年、コンゴ民主共和国出身のディサシ・トゥンバ医師の故郷、ムブジマイの人々のために病院と学校を支えることを目的に、設立したボランティアのグループです。

ディサシ医師は1992年、九州大学に国費留学生として来日され、日本語を6ヶ月間勉強された後、熊本大学医学部で5年間、第三内科で研究されながら、母国の医療と教育について熱心に取り組まれ、1997年に「ムブジマイの医療と教育を支える会」を、代表の福山寿子他数名で発足し、1998年1月に帰国の際には、中古医療機器コンテナ2台分を送りました。 帰国後、母校であるキンシャサ大学に戻り、故郷のムブジマイで病院(Hopital Valentin DISASHI)を創設する一方、キンシャサ大学の分校としてムブジマイ大学の設立にも尽力。2004年にはUniversity of MBUJI-MAYIが設立され、ディサシ医師は医学部学部長に就任、2011年にはムブジマイ大学の学長に就任されました。まさにお国の「医療と教育」のため骨身を惜しまずがんばっておられます。

代表 福山 寿子

福山寿子

  • 1985年から1994年まで熊本県日本赤十字ベトナム難民施設「古城園」で日本語のボランティア活動。
  • 1993年から1999年まで日本語教師として熊本大学医学部の留学生に日本語を教える。
  • 1997年「ムブジマイの医療と教育を支える会」発足。
  • 2000年から現在まで専門学校の日本語科で日本語講師を務めている。

早野 恵子

早野恵子

済生会熊本病院総合診療科の勤務医です。

1997年、熊大病院腎臓科に留意学中のディサシ医師と知り合い、コンゴに病院を設立したいという熱い思いを理解しましたが、その道のりの困難さを感じていました。

「ムブジマイの医療と教育を支える会」に協力して中古医療機器の収集と募金活動を開始し、1998年南アフリカ経由で出荷しムブジマイに中古医療機器を届けることができましたが、その後、2000年にコンゴに病院が設立(HVD:Hopital Valentin DISASHI)されたときは、驚きと感動を分かち合うことができました。

これまで福山氏に協力して細々とではありますが援助を続けて来ましたのも、ディサシ医師の医療と教育にかける情熱と誠実さに共感したからです。

みなさまともぜひこの思いを分かち合いたいと思いますので、ご協力宜しくお願いします。